最新各種検査機器について

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最新各種検査機器ひまわりでは時代に応じた最新機器を積極的に取り入れ、その結果に基づく明確な診療を心がけております。
また院内の検査機器については、常勤の臨床検査技師・臨床工学技士が、日々の検査結果の解析や保守点検業務を行っています。

自動PCR検査装置 cobas® z 480

従来のAuto Amp では処理検体数に限りがあり、検査を早朝から深夜まで行っておりました。
第6波により検体処理能力の向上が必要と考え、ひまわりでは本機器を導入いたしました。

cobas® z 480は新型コロナウイルスのPCR検査が可能な装置です。
スイスRoche社の解析装置で、より早く・より多く・より精度の高い検査が可能となりました。
試薬についても精度の高い島津製作所のAmpdirect2019-nCoV検出キットを用いています。

神奈川ひまわりクリニックの院内にて解析を行い、一回で96検体を最短約68分で判定することができます。
外出や出勤・通学、治療薬の選択等、いち早く結果が出ることは非常に大きなメリットと考えられます。

また国のPCR事業によって無料でPCR検査が可能です。
詳細は「こちら」をご確認下さい。
大切な人、田舎のご両親に会う前に、必ず自分がコロナウイルス陰性であることを確認してから行動してください。

原則として午前中に検査を受けられた方は当日夕方~夜にかけて、午後に検査を受けられた方は当日21時前後に、お電話にてご連絡差し上げます。
また検査結果によっては再検査となる場合もあり、その際は翌日以降のご連絡となります。
※処理検体数の都合上、上記の通りご連絡できない可能性もありますので、ご承知おきください。

臨床検査技師をはじめ、職員一同、日々迅速に結果が出せるよう尽力しております。

遺伝子解析装置 Auto Amp

新型コロナウイルスのPCR検査が可能な装置です。神奈川ひまわりクリニックの院内で解析をし、約2時間で結果を判定することができます。
新型コロナウイルス第3波流行の際、外部委託すると最短で翌日昼以降、ピーク時には翌日深夜以降に結果が判明する状態でした。
明らかに肺炎があり、呼吸状態も悪く抗原検査が陽性でも、PCR陽性でないと入院適応がありませんでした。また、午後5時までに結果が出ないと入院調整もできませんでした。
当然、具合の悪い方には少しでも早く結果が分かった方が大きなメリットがあります。
また、公費適用でない方においても、一刻も早く結果が分かった方が周囲の方に対しても安心感がありますので、当検査機器をいち早く導入、新たに臨床検査技師も雇用し運用しています。
ただし、陽性の場合は再検査を行う必要があることもあります。

乾式臨床化学分析装置 スポットケム Dコンセプト

アークレイ社の生化学・電解質迅速分析装置です。

約15分で肝機能・腎機能・膵機能・コレステロール値に加え、ナトリウム・カリウムなどの電解質を検査することができます。

迅速に結果が出ますので、緊急時にも対応できます。

また今までは翌日以降になっていた痛風の評価や腎機能の評価、脱水や薬の副作用で異常をきたしやすい電解質の評価など、すぐに診療へフィードバックでき、治療の質の向上を図っています。

分析機器の精度管理・運営のため、臨床検査技師が2名在籍しております。

総合呼吸抵抗測定装置 MostGraph(モストグラフ)

慢性閉塞性肺疾患(COPD)や、気管支喘息、慢性咳嗽等の検査機器です。
気道抵抗検査(FOT法)は数秒間安静呼吸をした時、その呼気吸気の気道への「通りにくさ」を数値化し3D表示します。したがって、体への負担は少なく、また、大変わかりやすくなっています。

なお、FOT法を採用している医療機関は全国的にもまだ少ない状況にございます。

血脈波検査装置(ABI)

動脈硬化の検査装置です。

24時間ホルター心電図解析装置

24時間自動で心電図を測定します。日常生活の中での心臓に起因する症状(不整脈、狭心症)を調べることができます。

以前まで使用していた心電図計は、今まで数日かかっていた解析結果も院内で当日に確認できるので(上記画像参照)すぐに診療にフィードバックでき、治療の質の向上を図れます。